シエスタはなれへようこそ

welcome to the siesta annex

完全プライベート個室の「はなれ」は、
バリアフリー構造、大きな鏡、キッズスペース、広々としたトイレなど
これまでの美容室にはあまりなかったスタイルです。

岐阜市ユニバーサルデザイン賞
「いいひと・いいまち部門」施設の部を受賞しました。

バリアフリーなどのハード面だけでなく、
「美容院に行きたいけど行けない方に来ていただきたい」という
スタッフ一同の想いや積極的な取り組みも評価していただけました。

ユニバーサルデザイン賞

シエスタはなれとはabout siesta annex

「美容院はみんながきれいになれる場所」
お客さまの「美」のお手伝いをさせていただくためにできた、完全プライベートの個室です。
ヘッドスパを楽しんでいただいたり、
アルバム撮影、獣医師さんの往診を受ける事ができたりと、
今までになかった空間になっています。

はなれのご利用方法how to use

  • シエスタ自慢のヘッドスパの贅沢コースを、ゆったりとした空間でお楽しみいただけます。
  • 小さなお子さまと一緒にご来店いただき、お子さまを遊ばせながら、髪をきれいにしていただけます。
    もちろん、おっぱいをあげることもできます。
    パートナーやご家族も一緒にお越しくださることもできます。
    バリアフリーなので、ベビーカーもらくらくです。
  • 髪のお悩みをお持ちの方、ほかのお客さまの目を気にせず、じっくりと相談していただけます。
  • 着付け 車椅子の方への着付けもいたします。訪問着や留め袖にも対応いたしますので、 ブライダル、成人式をはじめ、
    入学式、法事、パーティへの出席など、 さまざまなシーンでお着物を着ていただけます。
  • レンタル ヘアサロン 美容室をオープンしようか迷っている美容師さん、自分を試してみたい美容師さん、
    フリーで活動している美容師さんなどに「はなれ」をレンタルいたします。

おひとりおひとりの魅力が引き立つように、凛としたお顔、
リラックスした笑顔など、すてきな瞬間をカメラマンが映し出します。

カメラ/DD.Frog
牧村薫 makumura kaoru

雑誌からスタジオ撮影まで豊かな経験を持つカメラマンです。被写体の魅力を引き出すことが得意なので、あなたのシャッターチャンスを逃しません。安心してお任せください。

フォトアルバム

「はなれ」でのヘア・メイク中に獣医師さんの往診が受けられます。

さまざまな事情で動物病院に行けない飼い主さま、病院が苦手な動物たちのための往診専門の獣医さん。森岡先生の開院への想いがシエスタの「はなれ」への想いとリンクすることから、今回の往診が実現しました。
「はなれ」ではサポート犬に限らせていただきますが、ふだんは来院できない飼い主さまのご自宅へ伺い、わんちゃん、猫ちゃんなどを診てくださいます。ぜひ、ご利用くださいませ。

※サポート犬に限らせていただきます。一般のわんちゃんは受けられません。
※料金や詳細は「往診専門 LOVE & HOPE 動物診療所」までお問合せください。

○ 往診できること

ワクチン接種、フィラリア検査、のみ・ダニ予防、耳洗浄、爪切り、検尿・検便、 血液検査などの各種検査、飼育相談、セカンドオピニオンなど 。

× 往診できないこと

入院・あずかり治療、外科手術、X線検査・超音波検査、緊急を要する処置や治療など。
※これらの治療は設備のある病院をご紹介させていただきます。

☎ 090-6368-0149|http://loveandhope.help/|診療時間 9〜19時・不定休
【獣医/往診専門 LOVE & HOPE 動物診療所 森岡真也 morioka maya】

はなれへの想いthought to annex

シエスタについてお客様にアンケートを取らせていただいたとき、

「このまま変わらないで」
「今のシエスタが大好き」

というお声をたくさんいただきました。

変わらない・・・変わらない・・・
お客様に対して変えちゃいけないものってなんだろう?

すごくすごく考えました。
これまででいちばん考えたかもしれません。

スタッフともたくさん語りあいました。
毎月、営業を休んで、みんなでミーティングをしたこともありました。

シエスタの空気、雰囲気、なめらかさ、やわらかさ、たどたどしくないところ。
スタッフたちと何度も何度も話しをして、
わたしたちの「変わらない」を確認しあいました。


「美容院はみんながきれいになれる場所」


シエスタの根っこにあたる、
揺るぎないコンセプトも生まれました。

その想いは、オーナーが20歳のときに遡ります。

当時勤めていた美容院に、
車椅子でご来店された筋ジストロフィーの女の子がいました。

手足を動かすことすら難しい遺伝性の筋肉病ですので、
ご本人では髪の毛のお手入れはもちろん、お顔もさわれません。
パーマをかけて、ブローをさせていただくと、すごくよろこんでいらっしゃいました。
鏡に映る姿をうれしそうに見ていたお顔は今でも忘れられません。

また、車椅子生活の介助をしている友人がこんなことを話してくれました。

「美容院へ行ってヘッドスパをしてもらいたいの」
「美容院へ行ってトリートメントをしてもらいたいの」
「でもね、わたしが行ける美容院がないの 」
「きちんと美容師さんとお話をして、みんなみたいに美容院できれいになりたいの」

お話をすることもむずかしいご病気を抱えていらっしゃる若い女性が、
そうおっしゃったそうです。

ふつうに美容院に行きたいけど、
ほかのお客さまに迷惑がかかるのではないか、
トイレに入れるだろうか……などなど、
たくさんの心配や不安があるそうです。
「美容院はみんながきれいになれる場所」なのに。

「はなれ」の完全個室は、ここから生まれました。
福祉はリアルです。
だからこそ、オーナーもスタッフも、
福祉美容の勉強にたっぷりと時間をかけました。

そして今も勉強中です。

お客さまもわたしたちも、
安心して一緒にすてきな時間を過ごしたいから。